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建築豆知識

2008年12月16日

畳の部屋

最近畳の部屋が少なくなりました。

新しく建てる家で、全く畳の部屋が無いという家も珍しくありません。

それはそれで良いと思いますが、個人的には欲しい気がします。

今畳の大きさは、部屋の大きさや形応じてどんなものでも作ってくれますが、

少し前までは畳の寸法は決まっていました。

縦が六尺三寸、横が三尺一寸五分というのが昔からの畳の寸法です。

実は昔の日本家屋の多くが、この畳の寸法を基準として作られています。

今は91cm、1mという基準で建てられることが多いですが、昔は畳の大きさが、

家を建てる上で重要だったと考えるとおもしろいですね。

そのほかにも、家を建てる上での昔からの決まりごとの裏には、

いろんな意味が隠されています。調べてみると日本の良さ、奥ゆかしさが改めてきずかされます。

ばーば・ぱっぱ

2008年09月24日

木材の等級について

今回は、木材の等級について少しお話します。

木材の等級は、大きく4段階にわかれます。

良いものから、『無節(むじ)』、『上小(じょうこ)』、『小節(こぶし)』、『一等(いっとう)』となります。

細かくは、一等でも『特一等(とくいっとう)』とか区分がありますが、

その辺は話が長くなるので良しとしましょう。

『無節(むじ)』は、そのまま無地、つまり面に節や傷が無いことです。

『上小』は、上小節(じょうこぶし)の略で、だいたい1面に小さな節が2、3個ある程度で、

『小節』は、これがもう少し多いもの、

『一等』は、節の沢山あるものということになります。

製材の世界では、『何ミリ以下の節が、何個まで。』とか規定があるらしいですが、

良い木材料となると、節だけではなく色合い、目の細かさ、ねじれや癖など評価のポイントは、

ほかにも沢山あります。単に等級だけ良いと言うわけにはいきません。

木を見る目の確かさが問われると言うわけです。

旅行で神社や寺などへ行った際は、この材料の等級は?と考えると、

また少し違った目線で、先人達のすごさが感じるかもしれませんね。

                    (ばーば・ぱっぱ )

 

2008年07月15日

何故、重量木骨なの?

先日、開催された「ナイスわくわくフェア」
弊社ブースに立ち寄って頂いたお客様から何度か頂いたご質問に、営業部”纐纈”が改めてお話します。
「重量木骨の家」が、他の構法と比べると狭少地に有利だって聞きますが、それはどんなところですか?


①弊社は、総合建設業長年建築に携わってきました。
木造ばかりでなく、鉄筋コンクリート造、鉄骨造とあらゆる工法を経験してきております。
一般に狭小地に住宅を建てる場合、隣家屋に接近している場合が多いと思いでしょう。
基礎工事の際は地面を掘ることになりますが、鉄筋コンクリート造、鉄骨造の場合は基礎が比較的大きく、また深くなる傾向があります。
ある程度の敷地面積があれば問題ないのですが、基礎を深く掘る場合は周囲が崩れないよう「余掘」と呼ばれる作業スペースを確保するため掘削部を広くする必要もでてきます。
そして、SE構法や木造在来工法では、基礎の掘削の深さを鉄筋コンクリート造や鉄骨造の半分以下に浅く出来るので、その余堀も少なく済みます。
結果として工事中の土留めなどにコストをかけなくても済みますし、建物が重ければ重いほど地盤に負担が掛かりますので、大規模な地盤改良工事が必要となる可能性があります。


②「重量木骨の家」のSE構法と木造在来工法を比較した場合はどうでしょう。 
最大のポイントは「壁」の量です。
SE構法の場合は、木質ラーメン構造(食べるラーメンじゃないですよ)と呼ばれるだけあって、柱と梁だけで開口部を作ることができます。
これが木造在来工法の場合は、仮に構造計算をした場合でも両袖に壁の無い開口部を作る事は非常に難しく、出来たとしても不安が残ります。
SE構法の場合は通常6m程のスパンまで対応する事ができるので、車2台分の幅までは壁はもちろん、途中に柱のない空間が安全に作れるのです。
構造計画を上手に行えば、1~3F全てがワンルームで壁のない空間(例えば敷地の幅が4m前後で奥に長い土地など)ができるのです。
 


③一番問題になるのは結露です。
特に鉄筋コンクリート造の場合は、コンクリートの特性により室内側に多量の結露が起こる可能性があります。
鉄骨造の場合は、それに比べると少ないですが、やはり鉄の特性により構造躯体に結露が起こり、長期的にみた場合不安が残ります。
簡単に言うと、触って冷たい物は結露が起こりやすいのですが、「木」はその逆で結露が起こりにくいのが特徴。更には、性質を良く知った上で使えば調湿機能まであります。
「木のぬくもり」と言うのもうなずけますね。

・・・まだまだお答えしたい事がいっぱいあるんですが、本日はこの辺で終了とします。
次の機会をお楽しみにしてくださいね。

更に詳しい事が知りたいあなた、弊社ではどんな質問でも優しく丁寧にお答えしております。
遠方でも(限度はありますが)お伺いいたしますのでお気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2008年06月12日

玄関ドア

皆さん玄関ドアって気にしてみた事ありますか??
前回、屋根(瓦)でも家のイメージが大きく変わる事をご紹介しましたが、
玄関ドアの色や形でも家のイメージがガラッと変わります。
家の顔にもなる玄関。
どんな顔にするかで印象もかなり違います。

大体の場合、窓サッシの色に合わせて色が決まる事も多いですが、最近人気なのが木目調。




最近だとアパートなんかでも木目調のドアって多くなってきたと思いませんか?
片引き・親子・両開き。どんな形、大きさでも温かみや豪華さなどを与えます。



YKK AP㈱
  

 

和風建物に使われることの多い引き違いドアでも、木目による和風の落ち着きをもたせ、
高級感も出してくれます。

もちろん、アルミ製玄関ドアも負けておりません。
最近の人気色は、ステン・シルバー色です。

少し前はブラックが人気でしたね。
建物全体を引き締めインパクトのある色が人気でしたが、
外壁の色、デザインが豊富になった今では、
それに合わせ玄関ドア(窓サッシ)の色や形も豊富になったので、
お洒落に演出できます。

勿論、防犯性・断熱性などにも優れていますよ。

皆さんはどんな玄関でお洒落に決めますか??

                         (そなのしっぽ)

2008年06月07日

言葉の意味は?

 新入社員が、一生懸命に建築用語を こちらは蚤です 覚えている所を見ると思い出すことがあります。
私が会社に入ってままならない時に、
不器用に木材に穴をあけていると、
後ろから大工さんに声をかけられました。

「おい、かつらがゆるんどるぞ。それじゃぁーあかんな。」
「???。かつらなんか着けてないですよ?」
「ばか!!おまえの手にもっとるもんや!!」
その時手に持っていた道具は「のみ」でした。  

 「のみ」とは、木材や石材などに穴をあけ、溝彫りなどの加工に用いる道具なのですが、
穂(刃の部分)・首(刃以外の鉄の部分)・柄(握るところ)の部分に分かれていて、
柄の端を叩く所に柄が壊れないように補強してある 、
リング状の金物を「かつら」と言います。

こちらが鑿です 普段使っている言葉でも、建築用語では違う意味で使われていることって、結構あります。

調べてみるのもおもしろいですね。

(ばーば・ぱっぱ)

 

2008年03月27日

せきいた。

咳をするとノドが痛くなるときもありますが・・・
今回はそれとは全く無関係で~す!!

セキ板

コンクリートを打設する時に、流動体であるコンクリートの流れを止め、形を整える型枠材のことです。
一般的には、12㎜以上の型枠用合板、金属製型枠パネル、製材板などを使用しますが、最近では ラス型枠(鋼製ネット)やプラスチックの物も使用します。

                                       (あん・チョッパー)

2008年03月22日

鉄筋の重ね継手

鉄筋には定尺があります(規格の長さ)。
当然定尺以上に長い鉄筋が必要となることも多いので、
鉄筋を継がなければいけません。
その継手の作り方で最も一般的に使われている方法が『重ね継手』です。
呼び径16㎜以下の鉄筋を重ねる事で長い材料を確保します。
ただ、重ねればいいものでもなく、重ねる長さも建築基準法で細かく規定されています。
違う太さの鉄筋どおしで継手を作る場合は、細い側の鉄筋径を基準とし、
鉄筋応力が小さく圧縮応力が生じている部分に(鉄筋は引っ張り強度担当)、
鉄筋の種類及びコンクリート設計基準強度により長さを決定していきます。

服を着るときでも、何枚も着れば肩が凝ったり重くなって疲れたりするように、鉄筋でも多く重ねればいいってもんじゃありません。

                                               (あん・チョッパー)

2008年02月22日

施主様とお話している時に以外と悩むのが『屋根材』です。
外壁より目に入ることは少ないですが、結構建物のイメージを左右させます。

やはりお勧めは『瓦』ですかね~
『瓦』と聞くと、古臭い・重いイメージを浮かべる人もあるかもしれません。
しかし、瓦の方がメンテナンスも簡単ですし、最近では性能を始め、カラーバリエーションも豊富で
お洒落に演出でき、建物に高級感も与えます。
そこで今回は弊社でご提案させて頂いております屋根材の中から2つご紹介させて頂きます。

南欧の伝統的な街並みをイメージさせる洋瓦の『イーグルジャンボS
従来のS型は1坪当たり49枚必要ですが、この『イーグルジャンボS』では必要な枚数は40枚。
コスト面でも節約。
その上、平板瓦タイプと同様の施工性を持ち、さらに側面と下部に水返しを配置することで
安心の防水性能を発揮します。

                       

    上 サンド+ショコラ

 下 メローオレンジ+ピーチ   組合わせは自由です。


続きましてこちらは平板瓦の『スーパートライ110 タイプⅠ』


地震・台風・大雨に強く、暮らしに安全と安心をもたらしてくれます。
さらにこちらもカラーバリエーションも豊富で和・洋様々な外観をお洒落に演出してくれます。 

                        (そなのしっぽ)

 

 

2008年02月13日

釘。

建築で使われる釘。
床・柱・屋根、太い柱に厚い合板、支えになる場所もあれば繊細な場所もある。
なのに使う釘は一緒でいいの??

いえいえ、ちゃんと分かれております。
色分けまでしてあります。

その色分けしてある釘について簡単に説明しましょう。
写真をご覧下さい。
色分けするのには訳があります。
主に構造上の耐力を持たせる為の釘に色がつけて判りやすくしてあるんです。
打ってしまった釘は長さが判定しにくいので、
規格で決まっている色で判別するんです。
SE構法で使うのはCN釘と呼ばれる釘。

 


緑色はCN50。
長さは50mmです。
耐力壁の構造用合板を留めるのと、
屋根下地の合板を固定するのに使います。
赤色はCN90。
長さは90mmです。
これは耐力壁の構造用合板を受ける間柱を
柱に固定するのに使います。

 


そして青色はCN75
長さは75mmです。
これは床用の構造用合板を梁に固定するのに使用。

 

 

SE構法で構造部分に使用するのは以上の3種類です。
そのほかはN釘と呼ばれるものがあり、
黒色や紫色などカラフルなものがいっぱいあります。

種類としては太さや形状、
更には材質などによって様々なものがあります。

釘のカタログなんてのもあるんですよ。

(そなのしっぽ)

2007年12月05日

木材 あれこれ。

木材の含水率。

木材は、自由水を失いながら乾燥していきます。
乾燥による木材の収縮や反り、狂いや割れをおこさせないように 構造材は
20%以下、造作材は15%以下、床板などの広葉樹材は13%以下の物を使います。
又、材質の密度が粗い部分ほど、値が小さいようです。
出来るだけ含水率15%以下に乾燥した木材を使いましょう。
水太りの貴方も、健康管理のため 水分には注意したほうがいいですよ!!

木材の防腐処理。

建築基準法では 木材の腐れの被害から守る為に、防腐処理をする必要があります。
建物の寿命を少しでも長くするため重要な事です。
防腐処理は、屋外では地面より1m以内の部分を、
屋内では床上より1m以内の部分を処理します。
最近では、工場で処理をした加圧式注入材が使用されています。

但し、全ての木材に防腐処理が必要か・・・と言えばそうではないです。
ひのき・ひば・米桧・米スギ・けやき・クリ等 同等の性質があるので
しない場合もあります。

『野菜に虫がついてて食べられない。』などと言っている貴方!
野菜は無農薬の方がいいんですけれどね!!

                    (あん・チョッパー)