着工物件・進行状況

男の居場所・・・仲間が集う・・・

2008年05月10日

『コテ』と一言でいっても色々ありまして。

今回は特集版!!
一般の住宅ではあまり広い範囲をコンクリート仕上げにすることはありません。
今回はせっかくですので倉庫部分の土間コンクリート仕上げを単独記事で載せてみます。

      

土間コンクリートの中身はこんな風。
よく締め固められた砕石の上に湿気を遮断するビニールシートを敷きます。
その上にはコンクリートの割れ防止となるワイヤーメッシュ(簡単にいうと、細い鉄筋を網目状に溶接した物)を敷きます。
このとき、ワイヤーメッシュがコンクリートの厚みに対して中心付近に来るように、
スペーサーと呼ばれる小物を使って位置決め。
そしてコンクリートの打設です。
結構面積があるので、コンクリートポンプ車で圧送しました。
ポンプのオペレーターはおおよその量を配分しながら均等に流していきます。
人間の心臓が血液を送るのと同じように、強弱のある機械の鼓動に合せて遠くと近くを上手く振り分けるんです。
それを左官屋さんが大まかに均します。学校のグラウンドの整地でおなじみのトンボでの作業です。
この『大まか』がポイントで、仕上がりに結構影響してくるんですよ。


ココからは左官屋さんの独壇場。
『コテ』の登場です。経験と勘で表面を平らかつ滑らかに仕上ていきます。
通常は4回から5回程度で仕上がりの状態になります。
コテといっても色々種類がありますが、土間の仕上げに使うのは、土間ゴテと呼ばれ、長さは30cm~45cmくらいで長いものが多いですね。
先端は四角か丸のどちらかです。
配管の周りや隅っこなどには、おなじみの先がとんがったコテを使います。
足元をご覧下さい。
まるで雪の上を歩くカンジキような履物を着用。
柔らかなコンクリートになるべく足跡がつかないような道具で、網状の物とスポンジ状の物があります。

 


そしてこれ。
何だと思いますか??
実はこれもコテ。
エンジン付のコテです。
大きな面積の場合に登場します。
大きさもさまざまで、大型の物は乗用タイプもあります。
 

 

 

 

 

季節によって仕上がるまでの時間はかなり違いますが、
コンクリートの固まり具合と表面の滑らかさとを確認しながら作業を進めます。
冬場の工事だとほとんどの場合現場で夜を明かす事になります。
逆に夏場だと、休む暇なくコンクリートとの格闘ですね。

 

 

さあ、もう少しで完成です。

2008年05月07日

実はとっても長いんです。

建て方終了後は順調に各工事が進んでいきます。


今回の建物の屋根はルーフデッキ使用しています。
鋼板を山形に折り曲げた物ですが、メリットとしては、
屋根の勾配がゆるくできる(1/100でもオッケー)ことと
工期が早いことが代表的かな。
特徴としては、
物理的に許せばどんな長いものでもできてしまうことです。
ここで使用した材料は長さが12mあります。
物理的にって言うのは、まず交通条件がいいこと。
12mであればトラックでの搬入が可能な範囲なので道路の条件さえ良ければ問題なし。
それ以上となると場所によってはカーブが曲がれなかったりするので運搬はできません。
そんな時は・・・
現場で作ってしまいます。
現場整形といいますが、整形機を現場に持ち込んでセットし、コイル状の材料を持ち込んで山形に折る作業です。
当社でも去年50m以上ってのを施工しました。

 

 

 

      

屋根が葺き上がると、外壁工事に突入。
サッシとシャッターを取り付けた後、化粧外壁材の施工です。
ここで使用したのはサイディング。
といっても通常のものではなく、鉄板サイディングというタイプです。
鋼板をプレスしたものに断熱材を裏打ちした製品。
断熱材が結露対策になるのと、軽量なのが特徴。
製品によっては屋根のようになが~いものにも対応しています。

 

      

内部では外壁面と屋根面に断熱材を入れ、順次囲っていきます。
天井は木目がおとなしくて爽やかな仕上がりのシナ合板を使用。
壁にはどんな物が使われるのでしょうか?

そしていよいよ内部も仕上げ工事へと進んでいきます。

2008年04月16日

見上げてごらん。

建て方当日・・・。 


まずは、柱が建てられ始めました。

・・・と施主様から何やらお声が・・・。

『あの柱のてっぺんにあるの黒いものは何??

 

現場監督 
 『あれは、柱に梁を固定する金物です。
 接合部をあの金物にすることで、余分な切り欠きをすることなく強固に接合できるんですよ。』

 

   ・・・・と、こうなるんです。

 
 施主様
       『ははぁ~ん。
           なる程・・・

 

 

 

そして・・・
たくさんある大きな梁も見る見る間につながってゆきます。

 

施主様 上を見上げ

     『なんだか丈夫そう!』

 

 

現場監督
 『はい。もちろんです
 大空間を実現するために、太くて大きな部材を使っています。
 ですが、ただ大きければいいってものではなく、
 効率よく力が伝わるように構造計算によってサイズが的確に決められています。
 だから安心なんですよ。』

 


建て方作業もも無事に終わりました。

そこに施主様。
  『うわ~広いですね~
     ・・・ん?!
そう言えば何で柱・壁は目立たないの??』

 

現場監督
 良い所に気付かれましたね。
 先程お話しましたが構造計算をしているので、
 構造上必要な所以外には柱と壁がありません。
 その結果、こんな大空間が実現できるんです。
 お客様は何年後かには部屋を広くしてみたいとおっしゃってましたが、
 実はその時のことまで考えて構造設計がしてあります。
 今ある壁以外は何もいりません。 
 あとは自由に間仕切りするだけ
 何年もの先を考えて建てることが出来るって素晴らしいことですよね。

さらに施主様から
 『なるほどね~
1棟1棟構造計算して建てるSE構法の家って“工法”ではなく これ(⇒構法)なんだ?!

現場監督
何十年後も安心して住む事の出来る建物。
工法ってのは大きな意味での建物の建築方法。
たとえば『木で作る』とか『鉄で作る』とかね。
構法ってのはさらに具体的な構造の方法って意味なんだけど、
SE構法の場合は特に構造部分に自信あり。
だからあえて『構法』って言うんですよ。』

 

 

2008年04月04日

床下に隠された基本。



雨が降りそうな曇天の中、現場では土台の据付作業の最中。
このまま降られずにすむと良いんですが・・・。

 

 

 


  
土台と基礎はアンカーボルトで強固に固定。
写真はアンカーボルトの通すための穴を土台に開けているところです。
といっても適当に開けているわけじゃありません。
基準になるのは基礎の頭に付けてある基準のライン。
土台の外側になるラインを正確に測り墨が打ってあります。



そのラインから アンカーボルトの芯までの距離を測り、土台に書き写します。
その印にドリルを直角にあててぐるぐると穴を開けるんです。
この直角ってのがなかなか難しい。
大工さんたちは体で覚えちゃってますが。


先ほど開けた穴はボルトの径よりも少し大きめになっています。
もちろんクリアランスをとるという意味もありますが、
そうすることで締め付ける力も良く伝わります。
さらに締め付けには土台締め付け専用の金物を使用。
ナットと座金が一体化したようなものです。
多少厚みがあるので、補助的に座彫りをして土台の上面と

金物の上面がそろうようにします。

 

 




そして締め付け。
昔は手で締めていましたが、今はもっぱら機械。
インパクトレンチと言う道具を使います。
これは振動を与えながら締め付けるようになっているので、
開店だけの締め方とは格段と締め付け力が違います。
近頃はホームセンターでもこういった道具が並べてあるので、
ご存知の方も多いでしょう。

 

 

 




おなじみのSE構法オリジナル柱脚金物です。
基礎に直接柱を固定するため金物ですが、
ボルトの径は16ミリ。
土台を締め付けるボルトより一回り太いもので支えています。
SE構法にとっては最も大切な部分ですね。

 

 

 



こちらは床を支える大引き。
さらにはその大引をを支える『束』と言う部材です。
昔は木製で、大工さんが一本づつ寸法を採り、
のこぎりで切ったものを使ってましたが、今は鋼製や樹脂製の物が主流です。
ターンバックル式になっているので高さの微調整はくるくる回すだけで簡単・正確に行えます。
もちろんロック機構付きです。

 

 





床断熱には押し出し法ポリスチレンフォーム断熱材を使用しています。
断熱性能が高く、硬いため、経年によりたれることなく性能を保持できます。
規格寸法は910ミリ×1,820ミリですが、
弊社では大引間の距離に合わせ、
工場でカットしたものを使用。
ゴミを減らす工夫もしています。

 

 

 

 

 

2008年03月20日

思い出だけは残しておきました。



解体工事の様子です。
お客様にとって、長年暮らしてきた我が家が取り壊される事は、とても寂しく、悲しみさえ感じるかもしれません。
こちらもその様子を見ていると何だか心が痛みます。





今時は解体工事で発生した廃材も分別が非常に厳しくなってます。
瓦・木材・アルミ・塩ビなどなど細かく分け、それぞれを適正に処分します。
『マニフェスト』と呼ばれる6枚綴り程の書類により、廃棄物の発生された場所から出した人、
どうやって運ばれ、何処で処分されたかまでしっかり管理されています。

 


解体工事が終わると、こんなにサッパリきれいになりました。
往々にして更地になった土地は思ったより広く見えるものです。
そして基礎工事が着工されます。
まず建物の位置を決め、基礎の掘削に取り掛かります。

 

 

 

 



割栗砕石地業が住んだところ。
割栗とは大き目の砂利(と言うより石)を敷き並べた物のことで、
基礎の力を効率よく地盤に伝える役割と、土の質によってはぬかるみそうな場合にそうなることなく転圧するための工程です。 

2008年02月18日

新しく工事が始まります。

中津川市千旦林地内にて、新しく工事が始まります。




古くなった住宅を取り壊し、(・・・と、言っても施主様にはチョッピリ心残りもありながら??)多目的ルーム(スペース)を今回計画しました。

 

 

 




先日地鎮祭も無事に済み、
いよいよ解体工事に入っていきます。

 

 

 

家族に気兼ねなく、仲間と過ごす“男の居場所”(・・・と、言っても女性陣の入室も歓迎??(汗))
どのように出来上がるかご紹介していきます。
お楽しみに!!