『コテ』と一言でいっても色々ありまして。
今回は特集版!!
一般の住宅ではあまり広い範囲をコンクリート仕上げにすることはありません。
今回はせっかくですので倉庫部分の土間コンクリート仕上げを単独記事で載せてみます。
土間コンクリートの中身はこんな風。
よく締め固められた砕石の上に湿気を遮断するビニールシートを敷きます。
その上にはコンクリートの割れ防止となるワイヤーメッシュ(簡単にいうと、細い鉄筋を網目状に溶接した物)を敷きます。
このとき、ワイヤーメッシュがコンクリートの厚みに対して中心付近に来るように、
スペーサーと呼ばれる小物を使って位置決め。
そしてコンクリートの打設です。
結構面積があるので、コンクリートポンプ車で圧送しました。
ポンプのオペレーターはおおよその量を配分しながら均等に流していきます。
人間の心臓が血液を送るのと同じように、強弱のある機械の鼓動に合せて遠くと近くを上手く振り分けるんです。
それを左官屋さんが大まかに均します。学校のグラウンドの整地でおなじみのトンボでの作業です。
この『大まか』がポイントで、仕上がりに結構影響してくるんですよ。
ココからは左官屋さんの独壇場。
『コテ』の登場です。経験と勘で表面を平らかつ滑らかに仕上ていきます。
通常は4回から5回程度で仕上がりの状態になります。
コテといっても色々種類がありますが、土間の仕上げに使うのは、土間ゴテと呼ばれ、長さは30cm~45cmくらいで長いものが多いですね。
先端は四角か丸のどちらかです。
配管の周りや隅っこなどには、おなじみの先がとんがったコテを使います。
足元をご覧下さい。
まるで雪の上を歩くカンジキような履物を着用。
柔らかなコンクリートになるべく足跡がつかないような道具で、網状の物とスポンジ状の物があります。
そしてこれ。
何だと思いますか??
実はこれもコテ。
エンジン付のコテです。
大きな面積の場合に登場します。
大きさもさまざまで、大型の物は乗用タイプもあります。
季節によって仕上がるまでの時間はかなり違いますが、
コンクリートの固まり具合と表面の滑らかさとを確認しながら作業を進めます。
冬場の工事だとほとんどの場合現場で夜を明かす事になります。
逆に夏場だと、休む暇なくコンクリートとの格闘ですね。
さあ、もう少しで完成です。

