着工物件・進行状況

大空間を味わう二世帯住宅

2009年06月29日

全貌公開!

3階建ての物件ということもあり、
外部では足場を頼りにした作業がたくさんあります。
外壁の仕上げのほか、
換気扇のカバー、エクステリア、雨樋など。
さらにはクリーニング工事も高所は足場を撤去する前に行って、
安全の確保と作業効率のアップを図ります。

もちろんこれらの作業を円滑に運ぶためには、
現場管理担当者の工程管理や職方の的確な手配が必須となります。
多くの職人さんたちの力なくしては、現場が進みませんが、
職人さんたちに『造ってもらう』のでは私たちの存在価値はないのです。
あくまでも造るのは私たち。
いつもそんな意識で作業を進めています。

さて現場では外壁の工事が終わり、仮設足場が撤去されました。

 

今まで仮設足場ではっきり分からなかった外観が
全貌を現しました。
足場があるときは全体を見ることができません。
写真のように少し離れた所から見てみると、
作業中には発見できなかった所が見えたりします。
それまでは結構ドキドキものです。

 

 

 

 

 

 

 

周囲から少し高いところに建っているので、
建物の高さも相まってとても迫力がありますね。
特に3階建は見上げることが多いので、
図面とは違った雰囲気になることがあります。
それをお客様にうまく伝えるのも私たちの仕事。
『こんなはずじゃなかった』
では済みませんからね。

 

 

 

 

 

 

内部での工事もほぼ終わっています。
最後の仕事はタタミ屋さんです。
イグサのいい香りが部屋に漂います。
タタミルームに畳も入り、内部も間もなく完成。

 

 

 

 

これで工事は完了です。
そしていよいよ引き渡しとなります。
場所が駅周辺ということもあり、工事中は非常に目立ち、
道行く人々からたくさんの注目をいただきました。
中には、
『いよいよ完成ですね』
と、声をかけていただく方も。

この後、社内検査、お施主様検査を経て、
新しいお付き合いがまた始まります。

2009年06月11日

職人さんの腕

 

 
建物の外部はほぼ完成。
仮設足場を撤去すると、続いて外部の作業に入ります。
建物本体以外にも、温水器などの付属機器を据え付けるんですが、それぞれ相当な重量があります。
設置場所はコンクリート製とし、基礎にアンカーを取り、鉄筋で補強してあります。

 

 

  

 
コンクリート打設当日。
仕上げは左官職人さんの仕事です。
表面を滑らかに、コテの跡が残らないように。
腕の見せ所です。
コンクリートは乾くときに収縮しますから、滑らかに仕上げるのは思ったより難しいんですよ。



 

 

  ほとんどつきっきりでの作業。
乾き具合を見ながら何度もコテをアテます。

 

 

 

 

 

 

 


玄関ポーチも同じように下地を作ります。
この後仕上げをするのですが、
仕上げに使う材料によって厚みが違います。
その厚みに合わせて下地の高さが決まります。
この現場はどんな仕上がりになるんでしょうか・・・!
次回をお楽しみに!

 

 

 



 裏口部分も同じように作業を進めます。

 

 

 

 

 

 


 外部の基礎部分は化粧砂利仕上げとしました。
砂利を樹脂で固めるタイプの仕上げ材料です。
通常より高級な仕上げ方です。

2009年05月20日

肝心なのは段取り。

内部の工事も順調に進んでいます。
天井や壁が次々と仕上げられていきます。

 

  天井の仕上げは大工さんの仕事。
早々に仕上がっています。
吸音性のある素材を使用しました。
さわやかな柄の材料です。

 

 

 

 

 

 

大工さんの工事がひと段落すると、
続いてクロス屋さんが現場にやってきます。
壁はビニールクロス仕上げです。
先ずは下地処理。
ボードのつなぎ目部分をなめらかにするために専用のパテを使ってうすーく埋めたあと、
軽くペーパーをかけます。
コレを2工程。

 

 

パテは1回目用と2回目用では違う種類を使います。
仕上がりの善し悪しはこの下地処理で決まるんですよ。
クロスを貼ること自体よりも技術がいるんです。

 

 

 

外部では仕上げ工事が終わりました。
板金屋さんが雨樋を取り付けてると仮説足場の取り外しをします。
その前に。
ハウスクリーニング屋さんが登場。
仕上げはすべての工事が終わってから行うんですが、
高いところは足場のある時に済ませておきます。
こういった作業の手配が私たちの一番肝心な仕事。

無駄のない作業ができるように、工程を良く練って仕事を進めています。

しかし3階建てとなると大きいですね。
SE工法ならでは、
重量木骨の家ならではの迫力があります。

 

2009年04月23日

芸術です。

 

  今回は外壁の工事の様子をお伝えします。
大工さんの割り当ては、
外壁下地の合板を張った後、
サッシを取り付け、
透湿防水シートを張るところまでです。
ここで外壁やさんにバトンタッチ。 

 

 

 

 

  今回のお宅は外張外断熱工法を採用しています。
現在弊社では左官の技術を持った職人さんが
外断熱の施工をしています。
まずは断熱材の張り付け。
サッシの周りと端部は、
前もって補強メッシュを張り付けた断熱材を使用。
その他の部分は、
1,200mm×600mm、厚み40mmの断熱材を専用の抑え部品で固定します。
そして専用の樹脂モルタルでへこみや継ぎ手部分をおおよそ平滑に下地調整します。
断熱材を張り付けるときのビスの締め具合の善し悪しで下地調整の手間がずいぶん違うんですよ。 

 

 

 

 

その上に補強用のグラスウールメッシュを塗りこみます。
下地調整に使用したものと同じ樹脂モルタルで、
コテを使い押さえつけるようにしごいていきます。
なるべく薄く塗るのがポイント。
樹脂モルタルには柔軟性があるので、
完成後にクラック(ひび)が入ることはほとんどありません。
薄く塗るとこで、建物にかかる重量負担を軽くすることもできます。
さらに断熱材と樹脂モルタルには透湿性があるので、壁の中の結露対策にも役立ちます。
もちろん防水性は抜群。 

 

 

 

 

  樹脂モルタルはベースコートと呼んでいますが、
このベースコートの施工精度は仕上げに直接影響します。
段差が出ないように平滑に仕上げます。
のちに行う仕上げ材塗よりも技術が必要ですし、
時間もかかります。
チェックも厳しくなります。 

 

 

 

 

 

 

 そして 仕上げ材塗です。
柄はすべて職人さんによる手作業なので、
ひとつとして同じものはありません。
そのやわらかな模様には、
温かささえ感じられます。
派手さはないものの、
いつまでも飽きの来ないデザインは、
芸術的ですね。 

 

 

 

 

 

 

 

  違う角度から見てみました。
解りづらいかもしれませんが、
写真をクリックして大きな画像を見てください。 

 

 

 

 

 

 

 
それから・・・
内部の施工状況も実況しましょうね。
床暖房用の温水パイプを設置しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

  銀色に見えるのはアルミ箔。
温水の熱を床全体に広げるのが役目。
オレンジ色の部分は、配管が通ってないところです。
ここなら釘を打っても大丈夫だよっていう目印ですね。

 

 

 

 

 

 

 


温める部分のみ配管をしてあります。
必要のないところは避けて、
一筆書きの要領でパイプが張り巡らせてあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

これはおまけ。
完成すると外側からは見られないものです。 

ユニットバスの組み立ての様子です。
ユニットバスの壁の外側には保温用の断熱材が張ってありますね。
手すりなどが付く部分には壁の裏側に補強の金物がとりつています。

 

2009年04月01日

プールかな。

さて、工事は順調に進んでおります。
あちらこちらで形が解るようになってきますが、
バルコニーも出来上がってきました。
当然外部なのであまり濡れないうちに防水処理をします。

そこで今回は、バルコニーでの防水工事の様子をご紹介します。

   

  防水方法はFRP防水を選択。
FRPとは繊維強化プラスチック(Fiberglss Reinforced Plastics)の略称です。
プールやボート、浴槽などと同じ材料で、
液体状のプラスチックをガラス繊維で補強しながら塗り重ねます。 

 

 

 

 

まずは下地処理。
防水材と下地の密着性を高めるために
プライマー材を塗ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次に段差のパテ処理をします。
凸凹部分(継ぎ目)はヒビ割れの原因になりやすいんですよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして何層かに分けてガラスマットを敷き、
ポリエステル樹脂をで固めていきます。
ここまでは無色の材料なので、
下地が見える状態ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

表面を研磨して滑らかにしたあと、
最後に色付けをして出来上がり。
これで雨が降っても安心です。

2009年03月03日

昔は順序がが逆でした。

 

  基礎が出来上がると、建て方に先立ち外部の仮設足場を作ります。
今では常識になりましたが、昔は建て方のあとに足場を作ったんですよ。
建て方前に足場を作ると、作業性はもちろん、
高い所での作業の安全性が格段に違います。

 

 

 

 

 

 

  いよいよ建て方作業が始まりました。
工法は日々進化していますが、
やはり作業はまだまだ人の手で行われています。
軽々と動き回っているように見える大工さんたちですが、
やはり高いところは怖いそうです。
私たちも同じですが、
高所作業は怖くなくなったら危険です。
怖いうちは注意深く動きますが、
怖さがなくなると注意力散漫になってしまいます。
これが労働災害につながるのです。

 

 

 

  建て方にはクレーン作業も伴います。
クレーンの誘導には資格がいるんですよ。
『玉掛作業者』として技能講習などを受けた者が
対象となります。
もちろん誘導の方法も日本全国統一されています。
地方によって違ったら事故のもとになってしまいますもんね。

 

 

 

 

 

 通常は5~6人の大工さんで作業します。
この日は5人でした。
それぞれの作業担当は決まっているので阿吽の呼吸ですが、大きな声で確認をしながらさらに慎重に作業をします。

 

 

 

 

 

 

  SE構法にはいわゆる『筋かい』はありません。
『耐力壁』と呼び、
柱と壁が一体となって外力を負担します。
筋かいの場合は、良く見るたすき掛けの部材ですが、
負担できる外力が限られています。
耐力壁に使う合板は構造用に作られたもの。
使う釘はCN釘と呼ばれる構造用で通常より太いものを使用します。 

 

 

 

 

  無事に上棟式を済ませると、
お披露目の持ち投げをしました。
駅前という立地もあって沢山の方に集まって頂き、
盛況に終わりました。
餅投げはお祝い事、
残していきたい日本の伝統ですね。

 

 

 

P.S
現場が会社に近いという事もあって、女性社員も餅拾いをしてきました。
久しぶりの餅投げ・・・興奮と怖さと(?)楽しさで我を忘れてはしゃいでしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

2009年02月02日

首長怪獣現る。

恵那市大井町地内にて、新しい工事がもう一つ始まりました。
こちらの工事の様子もご紹介して参りますので、お楽しみ下さいね!

 

 

いきなり登場。
首長怪獣です。
近くで見ると迫力満点。
まるで生き物のように動いています。
解体工事には様々な機械が登場しますが、
重機の場合は、
先端の機械部分を取り換えて対応するのですが、
この機械は主に鉄骨を切断するのに使うものです。
まあ言ってみればペンチのお化けってとこでしょうか。
いづれの機械も油圧で作動しています。

こんな風に壊されてしまうと、
見ている側は複雑な気持ちです。
長年住み慣れた住まいもあっという間にバラバラにされてしまい、
感傷に浸る暇もありません。
しかしこれがスタート。
このあとには新しい快適な暮らしが待っています。


 

 

毎回お話していますが、
解体工事で発生する廃材は分別して処分されます。
その処理は日に日に厳しくなるばかり。
トラック一杯ごとに7枚綴りの伝票が切られ、
いつどこで誰が出して、
いつどこでだれが処分したかが明確にわかるような仕組みになっています。


これがマニフェスト制度と呼ばれる方法。

ここでトリビアをひとつ。
政治家がよく使う言葉にも『マニフェスト』ってありますよね。
実は全く別の言葉。
今回の話題の『マニフェスト』は『manifest』という綴りで、
積荷目録という意味です。
そして政治家が使う『マニフェスト』は『manifesto』とそもそも綴りが違います。
意味は本来『宣言・声明書』となります。
現在は選挙公約の声明(書)というのが一般的な解釈です。

 

 

 

 

さて閑話休題。
解体工事も無事完了。
建物がなくなるとこんなに広く感じます。

 

 

 

 

 

 

 

 

そして次は、
基礎工事ですが、
その前に造成工事が始まります。