お行儀よく並んでいます。
いよいよ現場が始まります。
まずは丁張りをかけました。
建物の位置と高さの基準になります。
丁張りの正確さがそのまま建物の寸法の正確さにつながるので、作業には特に気を使います。
設置後には複数の社員による寸法確認も実施。
直角の精度は、
対角線を測った時に2~3ミリ程度までの誤差とします。
丁張りを支える木杭を行儀よく並べて打たないと、
正確な寸法が出せないんです。
前もって地盤調査をした結果、
地盤補強工事を行うことになりました。
今回は、鋼管杭を支枝地盤まで打ち込み、
建物の加重を支える方法を採用しました。
近隣に影響が少ない環境なので、
打設は直接モンケン(金属のおもり)を高いところから落として、直接打ちこみます。
打ちこむときはモンケンを落とす角度を微調整しながら作業。
地盤の中に障害物があると杭がそれてしまいます。
それを修正するためですが、
くい打ち機のオペレータと指示者の呼吸を合わせるのが大切です。
こうやって鋼管杭はお行儀よく基礎の中心に並んで打ちこまれるんです。
支持地盤まで到達した後は、さらに打ち込んで支持を確認した後、
切断されます。
打ち込む杭は直径が4インチ(114.3ミリ)
長さは支持地盤までの距離に合わせて選びます。
また、鋼製なので溶接が出来るため、
万一定尺で支持地盤に届かなかった場合も、
つないで使用することができます。
さらに折れることもないので、
最近はコンクリート杭よりも良く使われるようになりました。
錆びが心配と思われがちですが、
厚みは4.5ミリ、
錆びがそのまま皮膜となって錆びの進行を防ぎますので、
長期にわたり、支持性能を発揮します。
杭打ち作業の後はいよいよ基礎工事です。
堀削が終わると、
割栗石を敷き並べて転圧し、
捨てコンクリートの打設へと進みます。
もうお馴染ですね。
捨てコンクリートに基礎の位置を描き、
柱脚のアンカーボルトの据え付けを済ますと、
鉄筋の組み立てをします。
鉄筋ももちろんお行儀よく並んでします。
実は鉄筋をお行儀よく並べるのって大変なんです。
鉄筋って通常は結束線(細い針金)で簡単に縛ってあるだけ。
これはやってみないと分かりませんが、
はじめのうちはあっちフラフラ、こっちフラフラとしてしまい、
立てておくことすら大変です。
職人さんの作業を見ていると、とても簡単そうなんですけどね。
鉄筋が組み終わり、
ベースのコンクリートを打設します。
お馴染みのバイブレータで振動を与えながらの作業。
コンクリートを流し込む人、バイブレータをかける人、
高さを見ながらコンクリートをならす人、てきぱきと作業を進めます。
お行儀よく並んだ鉄筋がずれないように注意しながらの作業です。

