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大手ハウスメーカーと工務店の違いを解説 

恵那・中津川で満足できる注文住宅を建てるために

 
注文住宅で家づくりを始める時に、一度は大手ハウスメーカーの住宅展示場に足を運んだ、または行ってみようと持っているという方も多いのではないでしょうか。
全国規模で社員も多く、安心感のある大手ハウスメーカーはそれなりの魅力もあります。
一方で、そのような大手ではなく、地元の工務店で家づくりを進めた方が良いのでは、と感じている方もいらっしゃると思います。この「恵那市・中津川市」周辺のエリアにも工務店と呼ばれる住宅会社は多く存在します。
それぞれに特徴があり長所短所がありますので、それを理解していただいた上で、お客様ご自身の価値観やこだわりを整理して、ご依頼をしていただけると後悔しない家づくりに近づくと思います。
 
今回は、そんな大手ハウスメーカーと工務店の違いについてできるだけわかりやすく解説したいと思います。
 

 
 

大手ハウスメーカーの強み

知名度が高く規模が大きいことによる安心感

なんといってもここの安心感が最も強みの部分だと思います。広告費を掛けてTVCMもやっている会社が多いので、認知度においても安心感はみなさん持っていると思います。また、常設のモデルハウスもあるので、実際にいつでも家をイメージ体感できる点も安心できるところかもしれません。一生に一度の家づくりの方にとっては、安心感はとても重要な要素です。保証制度やアフターメンテナンスもしっかりしている面も安心できる点です。
 

性能面が安心

耐震性や断熱省エネ性などの性能面においては、大手ハウスメーカーは特に力を入れています。大地震でも壊れない安心感と、恵那・中津川のような冬は寒さが厳しく、夏は蒸し暑い気候の地域では、断熱・省エネ性能もとても重要なことですので、そういう面で大手に興味を持つ方も多いのではないでしょうか。
 

資金計画や土地探しのサポートをしてくれる

ほとんどの大手ハウスメーカーは、専属の営業マンがいます。これらの営業マンは、資金計画や土地探しなどもサポートしてくれる場合が多いです。初めて家づくりを検討する方にとってはありがたいと感じるかもしれません。
 

大手ハウスメーカーの弱み

コストパフォーマンスが低い

大手の最大の弱みはこのコストパフォーマンスです。社員数も多いですし、モデルハウスや住宅展示場などを維持する経費は莫大にかかります。加えてTVCMなどの広告宣伝費用も大きくかかってきますので、その分を建築費に乗せざるを得ないので、どうしても建築費用は割高になります。それを安心のための経費と考えるか否かは、お客様の価値観次第です。
地元の工務店で信頼できる会社を見つけられなかった場合は、致し方ないかもしれません。
 

設計や仕様の自由度が低い

基本が「大量生産」の家づくりなので、お客様個々に合わせた設計や仕様を決めていくことは難しくなります。企画商品として設計の自由度も抑えて、標準仕様もかなり限定的にしていくことで、企業としての効率化を図っています。
よって、お客様としては自由度が低くなるのは仕方ないと思います。
特に無垢材や珪藻土等の自然素材は、現場で職人が施工することになり、良い職人がいないので、現場監督が嫌がる会社も多いと聞きます。
特に、プレハブメーカーと呼ばれる会社であると、工場でかなりの部分を造ってくるので、お客様の意向を現場で反映させることが難しいのです。 
 
一方で、工務店の一般的な強みと弱みを整理してみます。

工務店の強み

コストパフォーマンスが高い

大手の強みとは逆で、規模や社員数も少ない地場工務店では、余計な経費が掛かっていないので大手に比べると割安で建築が可能です。
大手と同じ仕様レベルならコストは抑えられるでしょうし、同じコストならクオリティは高くなると思います。
 

設計や仕様の自由度が高い

ここも工務店にとって大きな強みです。工務店もある程度の標準的な仕様はあるとは思いますが、基本的に制約が少ないので、その自由度はとても高いです。
間取についても、耐震性などによる理由を除けば、お客様の敷地やライフスタイルに応じてオーダーメイド的に設計してくれると思います。
 

 

工務店の弱み

規模が小さく不安

大手の安心感と比べると、知名度や規模の点で、どうしても不安に感じてしまうところはあるかもしれません。
しかし、しっかりと内容を聞いていけば、工務店によっては信頼できる会社も見つかると思います。特に、小さな規模ですと、会社の名前というよりも、「実際にどんな考え方で家づくりを取り組んでいるのか」とか、「経営者やスタッフ一人ひとりの人間的な信頼」も大きな要素です。そういう点もしっかりと見極めることで、小さな会社でも信頼できるか否かの
判断はできると思います。
 

性能面が不安

性能や技術面については、同じ工務店の中でも大きく差が出る部分です。会社のスタンスや経営者の考え方で大きく異なります。
特に、耐震性などはいざというときに家族を守る重要な部分です。そして専門的で始めて家を建てる方にとって難しい話になるので、その会社自体がどんな取り組みをしているかをしっかりと聞くことが大事だと思います。
断熱や省エネについても、住み心地やヒートショックなどの健康面などを含めた暮らしに直結するので、どんなレベルの家づくりをしているのかしっかりと聞いてください。
できれば「長期優良住宅」で「耐震等級3」や「温熱等級5」は最低でもクリアしている家づくりをしている会社が望ましいです。
 

資金計画や土地探しのサポートができない

工事は得意ですが、住宅ローンのことや土地のことに不得手な会社も多いです。また、専門のスタッフがいないケースもほとんどです。
これらをお客様が自分でやらなければいけないことになります。
 


 
 

日伸建設の家づくりのスタンス

これらを踏まえて、日伸建設の家づくりの考え方やスタンスをご紹介します。
日伸建設は、恵那市・中津川市を地元とする工務店です。全国規模の大手ハウスメーカーとは異なり、地域密着の小規模の会社です。
しかし、 工務店の良さを生かしつつ、できるだけ大手の良いところもに負けないスタンスで家づくりに取り組んでいます。
その代表的なところは、性能面です。構造部分に 「SE構法」という大手に負けない優れた技術を 20年以上前から標準採用しています。一般の在来木造では行わない「許容応力度構造計算」を全棟行い、最高等級んp「耐震等級3」の性能をクリアしています。「 SE構法」は空間の自由度も高いので、大手でも難しい大空間や大開口、ガレージハウスなども安全に実現できます。
 

 
また、断熱省エネも、最低でも 「温熱等級5」である UA0.6はクリアし、必要に応じては 「温熱等級6」 UA0.46もクリアする技術力を持っています。
そのうえで「長期優良住宅」を標準として、 ZEH(ゼロエネルギーハウス)や LCCM住宅などの省エネ性に優れた住宅も問題なく実現できる体制を整えています。
コスト面や設計の自由度の面などから、やっぱり地元の工務店が良いと思ったとしても、このような性能面で大きく劣るのであれば不安は解消されないと思います。日伸建設としては、この部分においては大手に引けをとらないような姿勢を今後も維持したいと考えています。
 
また、一般的な工務店との違いについては、専属の設計スタッフや専属の営業スタッフがいることも大きいと思います。大手と比べるとスタッフの人数は少ないですが、それぞれがお客様のために専門の知識や経験を活かしてお世話しています。
特に営業スタッフは、工務店では難しいサポートである資金計画やスケジュールの管理、土地探しなどを、大手のようにサポートすることができます。特に、土地探しにおいては、不動産免許を持っている強みを生かして、市場に出ている情報だけでなく、空き地の所有者を調べて交渉するなどのサポートも行えることも日伸建設の大きな強みです。
そういう面もお客様の家づくりにお役に立てると幸いです。
 
これから家づくりを進めていく方にとって、一生に一度の大事なプロジェクトなので、大手ハウスメーカーや地元の工務店などを交えて、それぞれの会社の特徴を把握しながら後悔しない家づくりが実現することを願っています。
その際に、日伸建設の家づくりにもご興味いただきましたらお気軽にお問い合わせください。