日伸建設が標準仕様で「SE構法」を採用し続ける理由|数値で証明する安全性と自由な家づくりの融合
注文住宅で理想の住まいを計画する際、間取りやデザイン、断熱性能と並んで最も重視すべき要素が「耐震性・構造の安全」です。
地震大国である日本において、「大地震が来ても家族の命と財産を守り抜ける家」であることは、住宅建築における絶対条件と言えます。
恵那市・中津川市をはじめとする東濃エリアで長年にわたり注文住宅を手掛けてきた日伸建設では、会社の基本理念として「お客様に自信を持って安全な家を提供する」ことを掲げ、全棟の標準仕様として「SE構法(エンジニアリング・ウッド構造)」を採用しています。
なぜ、日伸建設は数ある工務店の中でもいち早く(25年以上前から)SE構法に着目し、一貫して標準採用し続けているのでしょうか。本記事では、その理由とSE構法がもたらす住まいの価値について詳しく解説します。
大地震への備えを「勘と経験」ではなく「数値」で証明する
従来の日本の木造住宅(在来軸組工法)の多くは、大工職人や設計士の「長年の勘や経験」に基づいて補強計画が立てられることが少なくありませんでした。また、2階建て以下の木造住宅においては、建築基準法上の特例(いわゆる4号特例)により、詳細な構造計算が義務付けられていないのが実情です。
しかし、日伸建設では「直感や経験則だけに頼った安全」には限界があると考えています。
いつ起こるかわからない大地震に対し、お客様へ心からの安心をお届けするためには、「数値によって客観的に安全性を科学・証明できる構造」でなければなりません。SE構法は、まさにそれを確実かつ厳格に実現できる最先端の木造構造技術なのです。
SE構法を標準採用する「7つの明確な理由」
日伸建設がSE構法を標準仕様として採用している背景には、構造の安全性はもちろんのこと、設計の自由度や将来の暮らしまで見据えた数々の合理的な理由があります。
① 「耐震等級3」は最低限の基準。全棟で「許容応力度構造計算」を実施
国が定める耐震基準の最高ランクである「耐震等級3(警察署や消防署など防災拠点と同等レベルの強さ)」を取り入れることは、日伸建設にとって特別なことではなく「当然クリアすべき最低限の基準」です。
さらにSE構法では、ビルや大型建築物で行われるレベルの厳密な「許容応力度計算(構造計算)」を、一棟一棟すべての住宅において実施します。台風の風圧、雪の重み、そして地震時の揺れに至るまで、建物にかかるあらゆる荷重をデータ上でシミュレーションし、構造的な安全性を数値で確認した上で施工に入ります。
② 柱と基礎、柱と梁を強固に緊結する「専用金物接合」
従来の木造住宅で構造上の弱点となりやすかったのが、柱や梁の接合部(木材を削り出してはめ込む部分)です。削られた木材は断面欠損によって強度が低下し、大きな揺れで引き抜けてしまうリスクがありました。
SE構法では、強度と品質が均一にコントロールされた構造用集成材を使用し、その接合部には特許取得の「SE金物」を採用しています。
柱と基礎を直接結合する柱脚金物や、柱と梁を強力に固定する専用金物によって、地震の強烈な引っ張り力や揺れに耐え抜く強靭な骨組みを構成します。
③ 25年以上にわたり採用し続けてきた「確かな実績と技術力」
日伸建設がSE構法を本格導入したのは、今から25年以上前に遡ります。まだ木造住宅における構造計算の重要性が広まっていなかった時代から、いち早くその先進性と安全性を確信し、施工実績を重ねてまいりました。
四半世紀にわたる蓄積されたノウハウがあるからこそ、SE構法の特性を最大限に引き出した施工と設計提案が可能です。
④ 専門の「構造設計士」とのダブルチェック体制
一般的な在来木造住宅では、一人の「意匠設計士」が間取りのデザインから構造の安全性までを単独で判断・設計することが一般的です。しかし、意匠(見た目や間取り)を優先するあまり、構造的なバランスが後回しになってしまうという不安要素も少なからず存在します。
一方で、重量鉄骨造やRC(鉄筋コンクリート)造などの大型建築では、デザインを担当する「意匠設計士」と、安全性を計算する「構造設計士」が共同で設計を進めます。
SE構法もこれと同じアプローチを採用しています。日伸建設の建築士が描いたプランに対し、SE構法専門の構造設計士が加わり、第三者的な視点から厳密な構造計算とチェックを実施。ダブルチェック体制により、一切の妥協のない安全性を確保しています。
⑤ 空間へのこだわりと耐震性を両立できる
「広いリビングを作りたい」「吹抜けや大開口の窓を設けたい」といったお客様のこだわりを叶えようとすると、一般的な木造住宅では耐力壁(補強用の壁)が増えたり、室内に邪魔な柱や壁が出てきてしまったりすることがあります。最悪の場合、デザインを優先することで耐震性が犠牲になるケースも否定できません。
ラーメン構造(額縁のように柱と梁を強固に接合する構造)の特性を持つSE構法であれば、高い耐震性を完璧に維持したまま、柱のない広々とした大空間を実現できます。
⑥ パッシブデザイン(自然エネルギー活用)を安全に導入できる
恵那・中津川のような寒冷地特性を持つ地域では、冬場に南面の大きな窓から太陽の熱をたっぷり採り込む「パッシブデザイン」が非常に有効です。
しかし、大開口の窓を作ることは、建物壁面の強度を落とすことにも繋がります。SE構法を採用することで、構造上の安全性を担保した上で大きな開口窓を配置でき、安心してパッシブデザインを取り入れた住まいづくりに挑戦できます。
⑦ リフォームや間取り変更が容易な「スケルトン・インフィル」の思想
家族のライフステージは時代とともに変化します。子どもが独立した後に部屋を広くしたい、あるいは将来車椅子生活に対応できるバリアフリーな間取りに変えたいといったニーズが生まれるでしょう。
SE構法は、建物の構造体(スケルトン)と、内装・設備(インフィル)を独立して考える「スケルトン・インフィル」の思想に基づいています。強靭な外周部で家全体を支えるため、内部の間仕切り壁を比較的自由に取り払うことができ、将来の大きな間取り変更・リノベーションもスムーズに行うことができます。
SE構法×高断熱性能がもたらす「全館快適」な住まい
SE構法がもたらす「柱や壁のない大空間」は、住宅の「断熱性能」と組み合わせることでさらに真価を発揮します。
恵那市・中津川市エリアは、冬の底冷えや夏の日差しの強さといった厳しい気候風土を持っています。日伸建設では、SE構法による自由度の高い空間設計に、断熱等級6以上の高い断熱性能を組み合わせるプランをご提案しています。
1階から2階へとつながる吹き抜けやオープンな間取りであっても、家全体の保温力(断熱性)が高いため、冷暖房の効率が落ちることはありません。
家全体が「一つの大きな快適空間」として機能し、玄関、リビング、廊下、洗面所に至るまで、家の中の温度差が極めて少ない健康的で省エネな暮らしが完成します。
まとめ:揺るぎない安全性の基礎の上に、理想の暮らしを描く
住宅会社を選ぶ際、デザインや設備、価格に目が向きがちですが、家族の命を守る「構造」こそがすべての基礎となります。
- 大地震でも倒壊しない、数値で根拠が示された強固な家
- 大きな窓や吹抜けがあっても、耐震等級3を維持できる家
- 将来のライフスタイルの変化にも柔軟に対応できる家
日伸建設が25年以上前からSE構法にこだわり、標準仕様として採用し続けているのは、これらすべての価値をお客様へ自信を持ってお届けしたいという強い想いがあるからです。
「開放的な大空間でゆったり過ごしたい」「地震に対する不安をゼロにして家づくりを楽しみたい」とお考えの方は、ぜひ日伸建設へご相談ください。
東濃エリアの気候風土を知り尽くした技術と、SE構法による最先端の構造性能で、あなたとご家族の想いをしっかりとカタチにいたします。